紀要「言語・文化・社会」

『言語・文化・社会』は、外国語教育研究センター所員の研究成果の公表を主たる目的として2003年3月に創刊された年刊の学習院大学外国語教育研究センター紀要です。専任所員の研究論文のほか、外国語教育研究センター研究プロジェクトの研究成果の論文を収め、さらに外国語教育研究センターの各年度の講演会、ワークショップの要旨および共同研究プロジェクトの研究計画と活動報告なども収録しています。

第22号(2024年3月)

タイトル 執筆者 ページ

マクデブルクのメヒティルト著 『神性の流れる光』の

社会的背景 8-教皇の首位権(5)-

狩野智洋 1

占領下の恋人たちはどこを目指すのか

一アンリ・ドコワン『初めてのランデヴー』をめぐってー

水野雅司 23

第一次世界前後の梁啓超

ー「国家主義」と「国際団体」をめぐって

高柳信夫 49
Moodle上で行うディクテーション用プラグインの開発とその評価

熊井信弘

83

英語コミュニケーションクラスにおける

少人数・習熟度別クラス編成に対する学生の認識・評価

 志村美加 

永田祥子

Phillip Brown

Paul Stone

 

103

英語リーディングクラスにおける

少人数・習熟度別クラス編成に対する学生の認識・評価

 

 

中竹真依子

小杉弥生

目黒沙也香

127
講演会   151
研究プロジェクト   155

第21号(2023年3月)

タイトル 執筆者 ページ

マクデブルクのメヒティルト著 『神性の流れる光』の

社会的背景 7 -教皇の首位権(4)-

狩野智洋 1

A Journey through Meiji Tokyo:

Reading Nagai Kafū’s Fukagawa no uta (2)

 

Phillip Brown 23

J. ドワイヨンの映画『ささいなことで』について

―サロートの作品の映像化に関する一考察―

 

水野雅司 43
馮友蘭の直観主義批判について

 

小野泰教

63

学生から見た少人数・習熟度別クラス編成 アンケートと

インタビューに基づいて

 

 志村美加 

中竹真依子

小杉弥生

87

Looking for interactional competence in textbooks

 

Paul Stone

Matthew Kershaw

Asa Brinham

113
唐宋時代の地図の彩色について ―旧中国の地図作成の一仮説―  大澤顯浩 139
講演会   171
研究プロジェクト   175

第20号(2022年3月)

第19号(2021年3月)

第18号(2020年3月)

第17号(2019年3月)

タイトル 執筆者 ページ
梁啓超と中国の「国粋」・「国学」 高柳 信夫 1

ギメ美術館図書館所蔵の東アジア関係地図について

―ヴィシエール・コレクションを中心にして―

大澤 顯浩 33
江瀚『宗孔編』における儒教と国民国家 小野 泰教 63

Task repetition and interactional competence:

designing a rubric for use in the classroom

Paul Stone
Matthew Kershaw
83

Moodleにおける音声の録音・提出・共有・評価のための

プラグインの改訂とその活用

熊井 信弘 111

グローバル時代における

一般教養英語コミュニケーションクラスの役割

―改編に向けての現状分析―

志村 美加 121

辻邦生とパリ―1984年~85年パリ第三大学における

日本文学論講義史料を中心に―

堀内 ゆかり
中島 さおり
冨田 ゆり
149
講演会   195
研究プロジェクト   207

第16号(2018年3月)

タイトル 執筆者 ページ

マクデブルクのメヒティルト著『神性の流れる光』の

社会的背景3 ―11 世紀の参事会―

狩野 智洋 1
梁啓超の国家論におけるルソーおよびブルンチュリの位置 高柳 信夫 19

『官商快覧』から『国民快覧』へ

―中国近代のマニュアルブック―

小浜 正子 45

ギメ美術館図書館所蔵の漢籍資料について

―ヴィシエール・コレクションとその史料的価値

大澤 顕弘 75
Building a digitized oral proficiency rubric to enhance Corrective Feedback David Wright 115
一般教養英語プログラムにおける英語基礎学力差対策 志村 美加 127

静けさと騒めきのあいだで

―イタリア語の教室におけるペアワーク

押場 靖志 143
講演会   169
研究プロジェクト   177

第15号(2017年3月)

第14号(2016年3月)

タイトル 執筆者 ページ

マクデブルクのメヒティルト著『神性の流れる光』の

社会的背景2 : 中世の隠修士

狩野 智洋 1
グローバル時代における一般教養英語の役割
―英語プログラムの現状分析―
志村 美加 19

音声から映像+音声への試み :

iPad 活用のキャンパス取材型プレゼンテーション

近藤 良子 45
講演会   63
研究プロジェクト   65
馬淵昌也教授 略歴及び主要業績一覧   79
新井白石『鬼神論』考 松野 敏之 二九

明末における〝拡充〟〝成性〟論の展開 :

銭一本・孫慎行を陳確との関係において論ず

馬淵 昌也
     

第13号(2015年3月)

第12号(2014年3月)

タイトル 執筆者 ページ
省略語・イディオム解釈とアドホック概念 岡田 聡宏
井門 亮
1

Lost in a Japanese Funhouse?

―Pastiche, parody and play in the early

Phillip Brown 31

ハンス=イェルク・ウター著『世界昔話話型カタログ』と

池田弘子著『日本昔話話型カタログ』比較の試み

加藤 耕義 47

唐甄における脩己・治人関係の見直しの試み

―明末清初経世致用の学の一様相―

馬淵 昌也 71
リーディング・クラスの雰囲気とその構成要素 志村 美加 101

Contemporary Film Festivals in Japan:

Short Shorts Film Festival & Asia

Laura Macgregor 123

フランスにおける継承日本語の実態調査

―家庭における継承を中心に―

中島 さおり 145
講演会   165
研究プロジェクト   167
要旨   179

第11号(2013年3月)

タイトル 執筆者

ページ

一般教養英語のためのリーディング教科書選択とその影響 志村 美加 1

おフランスざんすⅡ―フランス滞在から見えてきた、

日本人の<バイリンガル幻想>―

堀内 ゆかり 15
関連性理論による外来語の分析 松崎 由貴 29
ボードレールの『小散文詩』にみる詩的価値 川口 覚子 43

越境する時空―『失われた時を求めて』における

「記憶」と「認識」について―

中村 容 57
Contemporary Film Festivals in Japan:Part1 Laura Macgregor
Eija Niskanen
75
モバイル・デバイスを利用したシャドーイング
練習のためのMoodleモジュールの開発とその活用
熊井 信弘
Paul Daniels
115
留学生の日本語学習をサポートするSA
(Student Assistant)に関する実践報
大江 淳子 131
講演会   147
研究プロジェクト   153
要旨   168

第10号(2012年3月)

タイトル 執筆者 ページ
イディオム解釈とアドホック概念 井門 亮 1
ICTと文学研究:電子テクスト時代の読みと翻訳

マルチヌ・カルトン

水野 雅司

17

ウェブを利用したシャドーイング練習が

学習者のリスニング能力に与える効果について

熊井 信弘

赤塚 麻子

41

携帯型オーディオ・プレーヤーを活用した

英語リスニング指導とその評価

熊井 信弘
萓 忠義
57

一般教養英語としてのリーディング 

―高校英語からEAPへ―

志村 美加 71
宋明期儒学における静坐の役割及び三教合一思想の興起について 馬淵 昌也 87
講演会   119
研究プロジェクト   125
要旨   135

第9号(2011年3月)

タイトル 執筆者 ページ

近代中国における異文化の位相

――清末知識人の日本体験と漢字文化

蝦名 良亮 1
アドホック概念について 岡田 聡宏 25
理学部ESP語彙表の試作
―学術コーパスによる分野別専門語彙・共通準専門語彙の特定―
中島 和郎 47
文学作品の読解と情報通信技術 マルチヌ・カルトン
水野 雅司
67

ルッツ・レーリヒ著『中世後期の物語と、

現代に至る文学および民間伝承へのその影響』研究3

加藤 耕義
内堀 淳志
草本 晶
高瀬 誠
平井 敏雄
89
Buster Keaton's "The General" (1927) Laura MacGregor 115

The Significance of Word Count in Long-Term Extensive Reading

Minami Kanda 127
Is a One-Year Extensive Reading Class Enough ? Akio Yamamoto 143
講演会   153
ワークショップ   157
研究プロジェクト   161
早坂 信教授 略歴及び主要事業   173
要旨   175

第8号(2010年3月)

タイトル 執筆者 ページ
『略説中国天台宗・陳隋篇』 林 鳴宇 1
地理学史上の明末-衙門の地図と山水図式地図の系譜- 大澤 顯浩 23
語用論と意味論の違い 岡田 聡宏 55
シャドーイング練習及びその相互評価を可能とする
オンラインシステムの構築と運用
熊井 信弘
大野 純子
73
ルッツ・レーリヒ著『中世後期の物語と、現在
に至る 文学および民間伝承へのその影響』研究2
加藤 耕義
内堀 淳志
草本 晶
高瀬 誠
平井 敏雄
91
Writing and Extensive Reading Phillip Brown 125
Podcasting for EFL:Creating an Interactive
Class Website for Students at Gakushuin University
Laura MacGregor
Satoshi Ebisawa
151
研究プロジェクト   201
講演会   217
要旨   223

第7号(2009年3月)

タイトル 執筆者

ページ

從《訄書》初刻本(一九○○)看章炳麟的早期佛教認識 陳 繼東 1
多義的発語について 岡田 聡宏 29
宗密教学における天台と『法華経』の位置づけについてのノート 馬淵 昌也 43

ルッツ・レーリヒ著『中世後期の物語と、

現代に至る文学および民間伝承へのその影響』研究

加藤 耕義
内堀 淳志
草本 晶
高瀬 誠
平井 敏雄
59
Extensive Reading in the JapaneseUniversity - A Pilot Study Phillip Brown
Minami Kanda
Akio Yamamoto
81
フランス語中級文法教材の作成(研究ノート)
『フランス語中級文法について』
『フランス語基本動詞50』について
野村 正人
水野 雅司
119
132

フライブルク大学『日本人学生のためのサマープログラム 

―ドイツ語と文化―』視察報告

加藤 耕義
狩野 智洋
141
講演会   153
研究プロジェクト   161
要旨   173

第6号(2008年3月)

タイトル 執筆者 ページ

Contrasts in Japanese Society and Culture

in Advertisements:1960s and 1990s

Laura MacGregor 1
Peter Handke und die Mystik
―Der mystische Weg zum Schreiben―
KARINO Toshihiro 41
レトリック再考 岡田 聡宏 63
自らを書き換える物語
―ルイ=ルネ・デ・フォレの「狂った記憶」について―
水野 雅司 85
「国際昔話カタログATU研究」研究ノート 加藤 耕義 113
大学英語入試問題の調査分析

早坂 信
Laura MacGregor

中島 和郎
大森 裕二

139
オンライン英語能力テストの実施とその評価

熊井 信弘

木村 恵子

大野 純子

185
講演会   205
研究プロジェクト   209
要旨   221
古活字版『史記』覚書:―学習院大学図書館蔵本を中心に― 小秋元 段 -

第5号(2007年3月)

タイトル 執筆者 ページ
「中国学術思想史」における仏教の位置 ―梁啓超の場合 高柳 信夫 1
Death by Water: Brigflatts and the SEA (II) Phillip Brown 33
智儼と五教判 ―頓教と三乗・一乗の対配の観点から 馬淵 昌也 83
三性説と空教 ―『解深密経』註疏の理解から― 橘川 智昭 125
L'ordinateur à l'université, en cours présentiel et sur l'intranet CARTON Martine
MIZUNO Masashi
161
ワークショップ・講演会・シンポジウム   183
研究プロジェクト   197

第4号(2006年3月)

タイトル 執筆者 ページ
In the Pilot's Wake: Briggflatts and the Sea (I) Phillip Brown 1
Movie Trailers in the Language Classroom:
A Practical Application
Laura MacGregor 33
Eine grausame Komödie KARINO Toshihiro 49
Das einzige japanische Märchen,das Wilhelm Grimm kannte. KATO Kogi 69

ボトムアップ処理能力を高めるための

ビデオディクテーション教材の開発

熊井 信弘 91
『時務三字経』について 大澤 顯浩 103

おフランスざんす!
- フランス滞在で見えてきた「コミュニケーション」の

授業をめぐって -

堀内 ゆかり 117
ワークショップ   141

第3号(2005年3月)

タイトル 執筆者 ページ
「永遠の瞬間」と「時代」の間で
―ハントケとシュティフター―
狩野 智洋 1
梁啓超「余之死生観」をめぐる一考察 高柳 信夫 25
Quelques remarques sur la structure narrative des Mendiants MIZUNO Masashi 47
Using Full-Length Feature Films in the Language Class:
The Mighty(1998)
Laura MacGregor 61
英会話ウェブ教材Interactive Dialogの開発 熊井 信弘 89
オーストラリアの大学の英語学習プログラム 早坂 信 101
学習院大学における短期日本語研修の実践
―「協学」の構築にむけて―
藤川 美穂 119
ワークショップ   147

第2号(2004年3月)

タイトル 執筆者 ページ
パロディとアイロニー ―相違と類似の観点から― 岡田 聡宏 1
The Bull and the River:Initiatory Voices in Briggflatts Phillip Brown 27
ルートヴィヒ・アゥアバッハーとヴィルヘルム・グリム
―『青少年のための本』から『子供と家庭のメルヒェン集』へ―
加藤 耕義 61
王守仁の知行合一説についての一解釈 馬淵 昌也 95
英語授業を補完するための自学自習ウェブ教材の開発 熊井 信弘 129
Readability in English Entrance Examinations Laura MacGregor 139
瑞典王立図書館の漢籍について 大澤 顯浩 161

第1号(2003年3月)