狩野 智洋 (KARINO, Toshihiro)

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職名

教授


専門分野

中世ヨーロッパのキリスト教神秘主義
比較宗教学
ドイツ語現代文学・演劇


略歴

1961年 宮城県生まれ

1990年 立教大学文学部ドイツ文学科卒業

1996年 学習院大学大学院人文科学研究科ドイツ文学専攻博士後期課程単位満了満期退学

学習院大学、東海大学、専修大学非常勤講師、立教大学嘱託講師を経て、

2001年4月 学習院大学外国語教育研究センター助教授

2004年3月 博士号(ドイツ文学)取得

2008年4月 学習院大学外国語教育研究センター教授


主要業績

単著

ペーター・ハントケの演劇-劇作品から見たハントケ像-

(学習院大学研究叢書35 学習院大学 2004)

 

論文

Die Dynamik der Verwandlung ― "Die Angst des Tormanns beim Elfmeter" von Peter Handke ―

(『ドイツ文学』第97号 日本独文学会 1996)

 

見ることを訓練する劇 ― ペーター・ハントケの無言劇『互いのことを何も知らなかった頃』

(『ドイツ文学』第103号 日本独文学会 1999)

 

反「戦後文学」から脱「戦後文学」へ ― P. ハントケ, R. シュヴァイカート, Ch. ペータース ―

(『喪失をめぐって』日本独文学会研究叢書005 日本独文学会 2001)

 

Peter Handke und die Mystik – Der mystische Weg zum Schreiben –

(『言語・文化・社会』第6号 学習院大学 外国語教育研究センター 2008)

 

マクデブルクのメヒティルト著『神性の流れる光』の社会的背景1:私有教会制、修道院改革と11世紀に於ける異端の発生

(『言語・文化・社会』第13号 学習院大学 外国語教育研究センター 2015)

 

マクデブルクのメヒティルト著『神性の流れる光』の社会的背景2:中世の隠修士

(『言語・文化・社会』第14号 学習院大学 外国語教育研究センター 2016)

 

マクデブルクのメヒティルト著『神性の流れる光』の社会的背景3:11世紀の参事会改革

(『言語・文化・社会』第16号 学習院大学 外国語教育研究センター 2018)

 

マクデブルクのメヒティルト著『神性の流れる光』の社会的背景4:教皇の首位権(1)

(『言語・文化・社会』第18号 学習院大学 外国語教育研究センター 2020)

 

 

翻訳

『ヴァーグナー家の黄昏』(共訳) (平凡社 1998)

 

その他

発言が物議を醸す作家 (『週刊朝日百科 世界の文学』76所収 朝日新聞社 2000)

 

ゴールキーパーの不安 ハントケ (『ドイツ文学 名作と主人公』所収 自由国民社 2009)

 

ルターの結婚と中世の結婚事情 (『知ってほしい国 ドイツ』所収 高文研 2017)