教授
中国近代思想史
1981年 佐賀県生まれ
2004年3月 東京大学文学部卒業
2006年3月 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了
2011年3月 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学
2011年4月 東京大学大学院人文社会系研究科助教
2013年4月 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(学位取得)
2016年4月 学習院大学外国語教育研究センター准教授
2024年4月 学習院大学外国語教育研究センター教授
単著
『清末中国の士大夫像の形成――郭嵩燾の模索と実践』(東京大学出版会、2018)
論文
「郭嵩燾の『周礼』「九両」解釈について」
(『言語・文化・社会』第19号、2021)
「清末の漢文西洋薬学書におけるアヘンの記述について」
(陳捷編『医学・科学・博物 東アジア古典籍の世界』勉誠出版、2020、所収)
「通史1(民国初期)――『従帝制到共和』(第1巻)」「文化と思想――『文化、観念与社会思潮』(第2巻)」
(川島真・中村元哉編著『中華民国史研究の動向――中国と日本の中国近代史理解――』晃洋書房、2019、所収)
「江瀚『宗孔編』における儒教と国民国家」
(『言語・文化・社会』第17号、2019)
「清末士大夫における二つの民認識について」
(趙景達編『儒教的政治思想・文化と東アジアの近代』有志舎、2018、所収)
「清末民初「道統」観念的討論及其特色――以厳復的韓愈観為中心」
(潘朝陽主編『儒家道統与民主共和』国立台湾師範大学出版中心、2017、所収)
「『勧誡社彙選』について――アヘン貿易反対協会と勧誡社」
(『言語・文化・社会』第15号、2017)
「孫詒譲「墨子後語」の儒墨論争観」
(『東洋史研究』第73巻第3号、2014、第25回蘆北賞・奨励賞(一般財団法人橋本循記念会)を受賞)
「郭嵩燾の政治思想――誠意・慎独・絜矩を中心に――」
(『孫文研究』第51号、2012)
「清末士大夫の見た西洋議会制――いかにして理想の君民関係を築くか」
(小島毅編『アジア遊学151 東アジアの王権と宗教』勉誠出版、2012)
「郭嵩燾の『荘子』解釈――郭象「自得」「独化」への批判とその背景――」
(『日本中国学会 第一回若手シンポジウム論文集 中国学の新局面』、2012)
「咸豊期郭嵩燾の軍費対策――仁政、西洋との関連から見た――」
(『中国――社会と文化』第26号、2011)
「再論湖南戊戌変法――湖南巡撫陳宝箴与時務学堂、南学会」
(鄭大華・黄興濤・鄒小站主編『戊戌変法与晩清思想文化転型』北京:社会科学文献出版社、2010)
「陳宝箴と黄遵憲の官僚制観――湖南変法運動の諸相――」
(『中国哲学研究』第24号、2009)
「郭嵩燾・劉錫鴻の士大夫観とイギリス政治像」
(『中国哲学研究』第22号、2007)