大澤 顯浩 (OSAWA, Akihiro)

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職名

教授


専門分野

中国近世史(明清時代の社会史・出版文化史)


略歴

1981年   京都大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)

1982年   京都大学大学院文学研究科修士課程入学

       この間 中国留学(北京大学歴史系)

1990年   京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学

1999年4月 学習院大学外国語教育研究センター助教授

2005年4月 学習院大学外国語教育研究センター教授


主要業績

編著

 

『東アジア書誌学への招待』第1巻、第2巻

(東方書店、2011)

 

共編

 

『学習院大学所蔵明刊本図録』

(学習院大学、2015)

 

論文

 

葛飾北斎『唐土名所之絵』と中国地図の受容

(陳捷編『医学・科学・博物 東アジア古典籍の世界』勉誠出版、2020)

 

ギメ美術館図書館所蔵の東アジア関係地図について ―ヴィシエール・コレクションを中心にして―

(『言語・文化・社会』17、2019)

 

ギメ美術館図書館所蔵の漢籍資料についてーヴィシエール・コレクションとその史料的価値ー

(『言語・文化・社会』16、2018)

 

“Landscape-style Maps in Early Modern China: Maps and the Representation of Historical Geography”

Memoirs of the Research Department of the Toyo Bunko No.74 (2016)

 

地理学史上の明末-衙門の地図と山水図式地図の系譜-

(『言語・文化・社会』8、2010)

 

東アジアにおける陽明学-第Ⅱ部 学習院大学所蔵漢籍からみる東アジア-

展示図録監修(学習院大学東洋文化研究所、2008)

 

善書の文脈 -伝承の生成と知識の階層性-

(『山根幸夫教授追悼記念論叢 明代中国の歴史的位相』汲古書院、2007)

 

『地球韻言』について -清末の地理認識とその表現-

(『中国における「近代知」の生成』東方書店、2007)

 

「地理学」 (『中国歴史研究入門』名古屋大学出版会、2005)

 

啓蒙と挙業のあいだ-伝統中国における知識の階層性-

(『東洋文化研究』7、2005)

 

瑞典王立図書館の漢籍について (『言語・文化・社会』2、2004)

 

明代出版文化中的「二十四孝」-論孝子形象的建立與発展-

(『明代研究通訊』第五期 2002)

 

姜詩-出妻の物語とその変容-

(『東洋史研究』60-1、2001)

 

地理書と政書-掌故のあらわした地域-

(『明末清初の社会と文化』京都大学人文科学研究所、1996)

 

「詞章之学」から「輿地之学」へ-地理書にみえる明末-

(『史林』76-1、1993)

 

『肇域志』の成立-明末経世学の一側面-

(『東洋史研究』50-4、1992)